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こんにちは、altowakaです。
今回は坂本龍馬とお龍が新婚旅行で訪ねた、霧島温泉郷の歴史とその足跡を辿っていきます。

🔶坂本龍馬とお龍が訪ねた霧島温泉郷

■2人が訪れた塩浸温泉

※塩浸温泉の歴史

霧島山麓の南側に流下する新川渓谷に沿っては、妙見温泉をはじめ、安楽、新川、山之湯、ラムネ、塩浸(しおひたし)の各温泉が点在し、新川渓谷温泉郷を形成している。

溪谷を覆う山肌は、10月、11月は見事な紅葉に包まれ、静かな谷間に湯けむりがながれて、のどかな雰囲気をつくっている。

妙見温泉や安楽温泉などは、行楽客とともに、長期滞在する湯治客たちの姿も多く見かける。塩浸温泉は新川渓谷温泉郷の最奥に位置し、温泉郷の中心街からはかなり奥になるので秘境的ムードも漂う。

塩浸温泉の開湯伝説はこうである。

1804年に猟師によって発見されたと伝えられている。足に弾傷を受けた鶴が、溪谷に飛び降りてきてはこの湯に浸かっていた。それを猟師が見て、鶴に効くなら人にも効くだろうと思い、自分の傷療治をこの湯で試したところ、たちまちその効験が現れた。その後、この湯はたいへん栄えた。

というわけで鶴ノ湯の名称のもとに、幕末の頃は薩摩藩で湯守を置いたりして湯を管理し、宿も数軒狭い谷あいに並び賑わいを見せたという。

※坂本龍馬、霧島への新婚旅行

京の寺田屋の変の時に傷を負った坂本龍馬が、西郷隆盛のすすめによって、この塩浸温泉鶴の湯に傷治療のため訪れている。寺田屋の変は、龍馬らしき人物が寺田屋へ入ったことを探知した伏見奉行林羽後守の配下、与力同心以下100人ほどが寺田屋に乱入、龍馬と三吉慎蔵は追われて伏見の薩摩藩邸へかろうじて逃げ込むが、その折に傷を負った龍馬は、「薩摩の温泉にでもつかっちもらいもそ」という西郷隆盛のすすめにより、また一つは、寺田屋の変の時に湯殿で人の気配を察知し、裸のまま裏階段を駆け上って、龍馬に知らせたお龍との新婚旅行も兼ねて薩摩への旅に出た。

司馬遼太郎は大作『龍馬がゆく』の連載執筆中に塩浸温泉を訪れている。鹿児島に泊まった司馬遼太郎は、塩浸温泉のことを方々に訊ねるが知っている人が少なく、ようやく塩浸温泉のことを知っている人に出会って聞いたという。

「私は鉄砲猟にゆくので、その温泉は知っています。大変な山の中です。いまは宿が一軒か二軒でそれも湯治宿です」といった程度の知識を得て、翌日タクシーを雇い数時間かけて訪ねていった。

竜馬が浸かった温泉は塩浸温泉の中の鶴ノ湯という湯壺である。断崖に杣道がかかっておりその道の下、渓流の瀬に熱湯が沸いている。泉源はそこひとつだけで、湯壺には屋根をふいて4本の柱たてただけの小さな小屋がかかっている。竜馬は、宿から、朝夕ここへおりてゆく。

湯壺はたっぷり首まで浸かれる。湯は下から湧いている。やや赤味がかっていた。

『竜馬がゆく』の一節では、塩浸温泉をこのように紹介している。ちなみに「坂本龍馬」は小説では「坂本竜馬」と記されている。

竜馬の宿泊は23日間におよんでいる。この鹿児島旅行の合間に姉乙女宛に出した書簡が残っている。

・・・・・又、両りづれにて、霧島山の方へ行く道にて、日当山の温泉に止まり、又、塩浸と云ふ温泉に行く。此処はもう大隅の国にて、和氣清麻呂が庵むすびし所、蔭見の滝、その滝の布は五十間も落ちて、中程には少しも障りなし。実に此の世の外かと思われ候ほどの、珍しき所なり。此処に十日ばかりも止まり遊び、谷川の流れにて魚を釣り、短筒をもちて鳥を撃ちなど、まことにおもしろかりし

坂本龍馬が塩浸温泉に遊ぶのは慶応2年(1866)3月、翌3年11月15日に、近江屋新助方で幕府見廻組佐々木只三郎ら7人の刺客に襲撃されて、中岡慎太郎と共に亡くなり、33年のあわただしい生涯を、幕末の動乱の時代に駆け抜けた。

※塩浸温泉の概要

969年(昭和44年)に牧園町営塩浸温泉センター(後に塩浸温泉福祉の里)が開業し、1989年(平成元年)11月23日に「坂本龍馬・お龍新婚湯治の碑」が建てられた。しかし、建物が老朽化してきたことから2009年(平成21年)3月末限りで入浴施設は一旦閉鎖となった。その後、新たな入浴施設と公園、坂本龍馬や観光に関連した資料を展示する施設を整備する工事が実施され、2010年(平成22年)5月1日に塩浸温泉龍馬公園として再開業した。公園の総面積は1,795平方メートル、総事業費約2億6800万円となっている。

入浴施設は石坂川の東側の狭いスペースに建てられており、2つの異なる源泉から引かれた温泉がある。老朽化していた管理棟は取り壊されて、入浴施設として使われていた2棟のうちの1棟は龍馬資料館「この世の外」に改造されている。男湯は「龍馬の湯」、女湯は「お龍の湯」の名前で、床面積155.97平方メートルである。資料館は面積77.28平方メートルで、2011年(平成23年)3月31日までは大河ドラマ『龍馬伝』の記念展示を行っている。また無料の足湯「龍馬とお龍の縁結びの足湯」が設置されている。入浴施設の北側に「坂本龍馬・お龍新婚湯治の碑」が立てられている。龍馬とお龍の像は、彫刻家楠元香代子の手による。

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🔶霧島観光

■霧島温泉郷

霧島連山の南西に点在する温泉地の総称が「霧島温泉郷」です。
天孫降臨伝説の霧島山の懐から湧き出る霧島温泉郷は、大小9つの温泉からなり、いずれも標高600mから850mの間に位置し、さまざまな泉質があってあらゆる症状に効果があります。
付近には丸尾滝、布引滝、千畳敷、霧島最古とうわれる岩風呂などの名所があり、旅館・ホテル等も多く存在し、霧島観光の拠点となっています。

住所 鹿児島県霧島市牧園町高千穂
電話番号 0995-78-2115((公社)霧島市観光協会)
営業日 通年
紅葉の見頃(例年)/11月中旬
アクセス ・九州自動車道「溝辺鹿児島空港IC」から車で約30分
・JR日豊本線「霧島神宮」駅より、霧島いわさきホテル行きバスで約30分、「丸尾」下車

■塩浸温泉龍馬公園

塩浸温泉は、坂本龍馬が新婚旅行で逗留したといわれ、「龍馬資料館」「龍馬とお龍の縁結びの足湯」「坂本龍馬・お龍新婚湯治碑」、龍馬が入ったとされる湯船があります。

 

・住所 霧島市牧園町宿窪田3606
・電話番号 09995-76-0007
・営業時間 9:00~18:00
(月曜日は17:00、温泉受付は30分前まで)
・料金 大人360円、小人140円(温泉)
大人200円、小人100円(資料館)

資料館
大人200円、小人100円
アクセス JR国分駅から車で約30分
駐車場 25台

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■犬飼滝

蒼くそびえる高千穂峰を背景に、静寂の空気を震わせて、虹色のしぶきをあげる犬飼滝。高さ36メートル、幅22メートルの純白の帯は、まさに壮観です。かつて和気清麻呂がここで遊び、明治維新の立役者「坂本龍馬」も眺めたという由緒のある滝です。滝の近くまで遊歩道が開かれ、近くには清麻呂ゆかりの和氣神社、和気の湯もあります。古き時代に思いを馳せながら、深い緑の中を散策するには最適の場所だと言えます。

■霧島神宮

閑寂な老杉の濃い緑に包まれた参道・境内を抜けると、格調高い朱塗りの社殿の荘厳かつ豪華絢爛な姿があらわれます。
建国神話の主人公である瓊瓊杵尊(ニニギノミコト)を祀った霧島神宮は、創建が6世紀と古い歴史を誇る神社です。
最初は高千穂峰と火常峰(御鉢)の間にある背門丘に建てられたといわれていますが、霧島山の噴火による消失と再建を繰り返し、500年以上前に現在の場所に移されました。現在の社殿は島津氏第21代当主(第4代薩摩藩主)島津吉貴が、1715年に建立・寄進したものです。
年間100以上の祭儀が行われ、中でも元旦と2月11日に本殿で奉納される九面太鼓は、勇壮な郷土芸能として県内外から注目を集めています。
この近辺には霧島の七不思議や古宮址などもあります。

紅葉の時期には、鳥居の朱と紅葉の赤がよく映えます。

住所 鹿児島県霧島市霧島田口2608-5
電話番号 0995-57-0001(霧島神宮)
営業日 紅葉の見頃(例年)/11月下旬
営業時間 通年
料金 無料
アクセス ・九州自動車道「溝辺鹿児島空港IC」から車で約40分
・JR日豊本線「霧島神宮」駅より、霧島いわさきホテル行きバスで約15分、「霧島神宮」下車
駐車場 600台(無料)

■霧島神話の里公園(道の駅霧島)

標高670mに位置し、錦江湾、桜島、晴天時は開聞岳までを一望できます。遊覧リフトやスーパースライダーなどアトラクションも揃い、道の駅では地元物産、レストラン「ほっと霧島館」では、霧島黒豚料理などの霧島特産の味覚を楽しむことができます。 観光農園ではブルーベリーを栽培しています。(時期:7月中旬~8月上旬頃)

住所 鹿児島県霧島市霧島田口2583-22
電話番号 0995-57-1711
営業日 通年
紅葉の見頃(例年)/11月下旬
営業時間 (4月~10月)9:00~17:15
(11月~3月)9:00~17:00
定休日 無休
料金 入園無料
アトラクション有料

🔶霧島のまとめ

日本で初めて国立公園に指定された霧島連山の雄大な自然や、そのふもとから湧き出る温泉に恵まれた地、霧島。2018年、霧島連山の中央部に位置する新燃岳の噴火が記憶に新しいが、「鼓動湧きたつ」という言葉がまさにふさわしい地でもある。

神々がこの世を治めたという神話の時代。天上界より望む、“霧に煙る海に浮かぶ島”それが「霧島」の名の由来と言われており、天照大神の神勅を受けた9人の神が天孫降臨の第一歩をしるしたとされる高千穂峰、この建 国神話の主人公ニニギノミコトを祀る霧島神宮をはじめ、海幸彦、山幸彦の神話を伝える鹿児島神宮などがあります。

また、神話や伝説に彩られ、火山の息吹を眼前に感じさせる霧島連山の名峰たちや躍動感あふれる清流は、四季折々に神秘的な表情を見せ、その自然美は感動的でさえあります。鹿児島・宮崎方面にお越しの際は、一度この霧島の大自然を堪能していただきたいと思います。

今日は最後までお読みいただきありがとうございました。

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