温泉はコロナウィルスの不活性化に効果あり

生活記事

2021年2月19日(金)、一部地域の緊急事態宣言の最中、発表されたのは「温泉がコロナウィルス」の不活性化につながる」という調査結果の発表でした。

実際にニュースでも朝から報道されており、ネットでも大きく取り上げられていて、各新聞社や報道会社でもいち早く取り上げられています。

今回は草津温泉の源泉のみで調査されたみたいですが、2020年の最初の頃から、温泉の効能がコロナに効くのではないか、とかネットでも取り上げられていましたが、確実性のある報告は一切されていませんでした。

確か2020年の5月ぐらいだと思いましたが、最初の緊急事態宣言の最中に「温泉はコロナを死滅させる」みたいな記事が流れて、それを真に受けた一部の方が、温泉をカブのみして体調を崩したという事件がありました。

多分この記事の発端は、温泉エッセイストと療法医の対談記事だったと記憶しています。

後でこの記事の内容も少し記載しますが、今回は報道各社も公表しているので、それなりの調査結果だと思うのですが、とことん研究や分析をして発表したわけではないので、実際にはこれからの研究が期待される、ウィルス対策のひとつのアイテムだと感じています。

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草津温泉の湯畑源泉、コロナの不活性化に効果あり

群馬県草津町は2021年2月27日、草津温泉の湯畑源泉のお湯が、コロナウィルスの感染力をなくす「不活化」に効果があるとの研究結果が得られたと明らかにした。という報道が流れました。

草津町が群馬のベンチャー企業グッドアイ(桐生市)に調査を依頼し、新型コロナの感染能力を90%以上低減することが確認されたといいます。

では、どういう方法で調査を行ったかというと、宿主となる細胞内で活動すると光るように遺伝子を改変したコロナウイルスを使用。

光の強さを測定することで、感染力のあるウイルスの量を短時間で正確に判定できるようにした、とあります。

さらに、遺伝子を改変したウイルスを水道水、草津の温泉水(湯畑源泉)、硫酸酸性水に10秒、30秒、60秒と時間を分けて入れた後、それぞれの液体を薄めて細胞を培養し、発光量を比べた。

水道水ではほとんど不活化しなかったのに対し、温泉水はいずれの時間でも90%以上が不活化したことが確認されたといいます。

そして、硫酸酸性水では70~80%程度が不活化していた。

いまは、どこへいっても、まずアルコール消毒が当たり前になっていますが、これは対策上非常に効果があるといわれていますよね。

ただ、効果があるにも関わらず、現在ではある意味儀式的な行為になっている傾向があり、とりあえず消毒行為を行えば大丈夫、みたいなところがあって、爪の中に潜むウィルスは、ただ手をこすっただけではそう簡単には死滅しないということがわかっています。

爪の長さにも関係するとは思いますが、消毒の際に意識してこすらないと除去できないみたいなので、アルコール消毒に対してももう少し意識を高めた方がいいかもしれません。

さて、同社の会長で研究に当たった群馬大大学院理工学府の板橋英之教授はこのように語っています。

「どんな成分が不活性化効果をもたらすのかを含め、今後さらに研究を進めていく。数値などのデータを精査し、あらためて公表したい」としています。

実際に数字的な要素も公表されていましたが、約10秒ぐらいで90%が除去できたとしています。

新型コロナウィルスに対しては、前々から酸性物質が効くといわれていましたが、草津温泉は全国でも有数の強酸性の温泉なので、何かしらの効果が得られたのだろうと思います。

ただ、温泉のどの成分が効力を発揮しているのかは、はっきりと公表されていません。そこがわからないと、にわかに信じることも時期早々のような気がします。

しかし、実際にはそれなりの効果がでいてるのですから、これから先も研究を進めていただいて、どういう風にすればいいのか、また、どの成分でどのような効力があるのかがわかれば、ワクチンのみならず、これからの強い武器に変身することも見込まれます。

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温泉地や観光地にとっては朗報

草津町では今後、今回調査した湯畑以外の源泉でも効果が得られるか調査を依頼する予定といっています。

この発表は草津温泉だけではなく、日本中の温泉地にとっては朗報ですよね。

一時期「Go To トラベル」キャンペーンで、温泉地も活気が戻ってきましたが、第3波の影響はひどく、本当に悲鳴を上げています。

テレビニュースでも報道されていましたが、草津温泉の湯畑には、すでに「温泉の手洗い場」が試験的に設置されていました。

温泉温度は40度前後に調整されて出てくるので、使用した観光客からは適温で気持ちいいとの感想も流れていました。

源泉かけ流しの手洗い場ですよ。これが温泉地の各場所に設置されるとすれば、誰もが喜んで手を洗うと思います。

これから考えたら足湯もその効果が絶対にあるはずですよね。

新型コロナウィルスは水や温泉の中では生きられないということがわかっているので、温泉の中で感染するということは考えられません。

また、手を洗うときは「流水で」といいますが、設置された手洗い場は完全な「源泉かけ流し」、いつもなら水道代を気にするところですが、温泉がドンドン出てきているので、1分でも5分でも洗っていたい気分になるかもしれません。

実際に、旅館などは感染対策をこれでもかと言わんばんかりにやっているので、この中でのクラスター発生は出ていないのが現状です。

草津町は新たに整備を進めている手洗い湯は、適温にした源泉を掛け流し、自由に流水で手を洗えるようにするとしています。

湯畑周辺の足湯と湯滝、湯畑西側の計3カ所に設ける予定で、湯畑西側には2月中にも完成させたい考えだそうです。

草津町の黒岩町長は「食べ歩きなどの際に使ってもらうことを想定している。アルコール消毒のような感覚で使ってほしい」と述べています。

感染症に詳しい群馬県医師会の川島崇副会長は「(草津温泉のお湯は)酸性が強く、コロナの不活化に効果があるというのも納得できる。

一方で、源泉によって効果が変わってくる可能性もあり、利用方法などについてはしっかりとした検証が大切だ」と指摘しています。

当然のことですが、これだけで感染が予防できるわけではありません。さらに研究を進めていただいて、活性化につながるようにしていただければと願うばかりです。

草津温泉は「2020年にっぽんの温泉100選」で、今年も第1位でした。相変わらず人気が高い温泉ですが、コロナ禍で第3波の影響は大きく、相変わらず我慢の日々が続いています。

こういう施設が、少しでも活性化につながればと思わずにはいられない気分です。

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温泉はコロナウィルスの不活性化に効果あり、まとめ

2020年の4月頃に、あくまでも対談で療法士の方が「新型コロナウイルス予防に対しても良い方向に働く可能性があります。温泉に入ることでNK細胞(ナチュラルキラー細胞)の活性が上がるというデータがあります。そして、ウイルス自体は温泉の中で生きることはできません。

この言葉か独り歩きし、一部の方が変な方向に走ったのではと思いますが、この時もこのように警鐘は促しています。

「ただ、すでに感染して細胞の中に入り込んだウイルスを温泉で殺すことはできません。飲泉の効果もあまり期待できません。

現在感染している方は、他人にうつさないために、決して温泉施設を利用しないようにお願いいたします。」

いいとこどりの先走りになると思いますが、コロナ禍で何かにすがる気持ちというのはわかりますが、はっきりしていない情報を100%信用するということは避けた方がいいと考えます。

さて、この報道は温泉地にとって本当に朗報だと思います。

温泉地の活性化につながるひとつのアイテムとして、とても大切なことでしょう。草津温泉だけではなく、日本全国の温泉地でも実証を重ねて行って、いい方向につなげていければと願います。

今日は最後までお読みいただきありがとうございました。またご機会があればお寄りいただければ幸いです。

※※旅好きブログです。私が旅をした記事や観光関連の記事を載せています。見てくださいね!

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