学術会議の任命拒否の波紋、菅首相猛特訓!

政治・経済記事

日本学術会議が推薦した会員候補105人のうち、菅首相が6人を任命しなかった問題が波紋を広げています。

しかしながら「リストを見なければ、任命のしようがない。見ないで任命していたらそれこそ無責任そのものですよね。

10月9日に行われた新聞社などのグループインタビューで「見ていません」と断言した菅首相ですが、なぜこのようなウソをついたのかが、いまだ理解できないでいます。

3日後に加藤勝信官房長官が「任命の決裁文書に参考資料として添付されていた」として、菅首相が6人の名前を把握していたことを認めました。

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菅首相の根底にある学術会議のあり方

菅首相は安倍内閣での官房長官時代、学術会議のあり方について疑問を常に抱いていたといいます。

加藤氏も「総理は2018年には、学術会議をおかしいと思っていた」と周囲に明かしていますが、其の意向が反映されたのが2018年9月の補充人事だと言っています。

この人事は定年を迎えた男性教授の欠員を補充する人事が行われるはずでしたが、学術会議側が推薦希望を伝えた学者について、官邸が難色を示しました。

それが今回も大々的に出ている東京大学の宇野重規教授でした。しかも宇野氏は今回も任命されなかった6人の学者の一人だったんですね。

二度も官邸から拒否されているはよほど何かがあると見るしかないと思うのですが、大体こういうことが起きるときは思想的背景が必ず絡んでいます。

この方は日本を代表する政治学者の一人と言われていますが、2014年の過去に、安全保障関連法案などに対する「立憲デモクラシーの会」に名を連ね、官邸の心証が悪化したひとりです。

今回の学術会議の人事を取りまとめていたのが、杉田和博官房副長官ですが、杉田氏の過去を調べてみると警察官僚出身だったんですね。

公安・警備部門の要職に長くいたので、任命にあたり思想信条的なことをかなり調べたのでしょう。

結局、杉田氏から菅首相は今回の人事については間違いなく報告を受けていたということですね。

こうしたやり方について、学者たちから反発の声が上がると菅首相は「安倍政権の方針を引き継いだだけで、なんでここまで叩かれるんだ、おかしいだろ」、と漏らしていたといいます。

菅首相は見た目は穏やかであまり自分の意見を表に出さない雰囲気を持った人ですが、見た目とは違い、自分が決断したときは前安部首相よりはっきりものをいう人ですね。

その言葉が是非がもちろん問われますが、意外とこれが命取りになりかねないかもしれません。

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菅首相、帝国ホテルにこもって猛特訓!?

NHKの世論調査が公表されていますが、10月の中旬までの内閣支持率は前月から7ポイント下落して55%としています。

この調査の中で、不支持の理由の筆頭は「人柄が信用できない」でした。これって政治手腕以前の問題ではないかと考えます。

今回の件で学術会議を所管する内閣府の存在が色々と言われていますが、「桜を見る会」のトラウマがあるのではと言われています。

官房長官時代に会見の中で、森友問題は「財務省に聞いてください」、加計問題は「文科省に聞いてください」とかわしましたが、桜を見る会については官房長官自身が担当大臣だったので、そうした逃げ口上が打てなかったのは確かです。

加えて、内閣府が白塗り加工したうえで国会に提出したり、安倍首相の同意を得ずに名簿を破棄したことまでが発覚しましたよね。

追及の矢面に立たされた当時の菅首相は「もう辞めたい」とまでも言ったといいます。だからこそ安部前首相が辞任する際には「総裁選は出ない」といったのでしょう。

この時期の菅首相は、半ば政治の表舞台から自ら消えようと考えていたのかもしれません。それを覆したのが、現自民党幹事長の二階氏ではないでしょうか。

さて臨時国会の開会は12月26日ですが、菅首相は今回も内閣府の官僚は使い物にならないとはんだしているのか、首相秘書官ら「チーム菅」で答弁対策を練っているといわれています。

実際に歴代首相から比べると国会答弁は決してうまい方だとは言えません。所信表明演説もアドリブ無しで、官僚が考えた文章を読むだけにとどまり、可もなく不可かもなくで終わらせています。

いろんな意味で国会答弁は短くする方向で、調整しているみたいですが、質問等に即答できなかったりすることは、官房長官時代から変わっていないので、野党からの追及をどれだけかわせるかがみものです。

さて、「リストを見ていない」といった翌日は、以前から利用する帝国ホテルの会議室に首相秘書官らと5時間もこもっていたということも発覚しています。

ウソを言ってしまった菅首相にとって、ふっちゃけ「ヤバい」と思ったのでしょう。これからの答弁のやり方や今後の対策を練ったのは間違いないですね。

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返納金を止めた菅側近議員の言い訳は何!?

9月に防衛副大臣を離任した自民党の「山本朋広」衆議院議員ですが、この話が本当かウソかがはっきりしていませんが「副大臣を離れるから、もう返納はできないだよね」といったといいます。

山本氏は菅首相の側近として知られる若手議員ですが、京大卒、松下政経塾を経て2005年に衆議院議員に初当選、現在の選挙区は「神奈川4区」ですが、これは菅首相と同県であり、首相を支える若手議員「ガネーシャの会」の中心メンバーとして活動しています。

しかしながら山本氏は選挙に強いとは言えない。過去4度の当選はすべて比例復活、それでも安倍政権時代に防衛副大臣を2度も務められたのは、菅首相の側近だからだったのでしょう。

当時の評価はあまり良くはなく、官僚からも意外と評価が低いし、議員内の評判もいいとは言えない。

たしか海上自衛隊の護衛艦が中国漁船と衝突した事故の時も、未確認の内部情報をツイートして河野防衛相から注意をうけていますよね。

極めつけが、今年の3月に発覚した「公費四支出問題」ですが、任期中に防衛省近くのホテルに合計146泊し、公費約118万を支出。

緊急事態に備え、東京都内にとどまる「在京当番」のための宿泊であり「違法性はない」と釈明していました。

しかしながら歴代の副大臣は都内に自宅がない場合には、自費で議員宿舎を借りていたとのことです。

公費の無駄遣いと言われても仕方ありませんよね。多分河野氏も頭を痛めた他でしょう。

ところが返納するはずだった公費が、防衛副大臣を退任して以来、払われていないという。実際に防衛省が言っているのだから間違いないでしょう。

本人がこれから先本当に返納する気があるのなら、滞ることはあり得ないし、公費はすべて国民の税金から賄われているはず。

追徴金を課してでも返納させるべきであって、その意思がないのであれば、明らかに犯罪として法的処置をとることが誰もが思うことだと感じています。

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学術会議の波紋、菅首相猛特訓!のまとめ

菅首相もこういった側近をもって頭が痛いと思うのですが、解散総選挙も見据えて動いているのは確かでしょう。

ただ、こういった官僚や側近の議員たちが、ことありきも不祥事を起こすことになれば、これから先も内閣支持率は下がることだと思います。

世論調査でも出ている通り「人柄が信用できない」というのは、この先の政権運営に致命的打撃を与えるのは間違いありません。

最後に、この菅政権が短命に終わるのか、それとも長期政権になっていくのかはわかりませんが、意外とそのカギを握っているのは二階幹事長かもしれませんね。

田中角栄氏以来の自民党のドンと言われている二階氏、今後の発言と行動に注視してみたい気もします。

またご機会があればお寄りいただければ幸いです。最後までお読みいただきありがとうございました。

※旅好きブログです。私が旅をした記事や観光関連の記事を載せています。見てくださいね!

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