桜島の噴火、今年も噴火回数を更新?

生活記事

8月9日(日)5時38分頃、鹿児島県の桜島(南岳山頂火口)で噴火が発生しました。

という速報が入ったのは午前6時過ぎ、繊細な情報がすぐには入らずに規模的なものがわからずにいましたが、午前6時50分ごろにニュースでも流れ始め、鹿児島地方気象台の発表もありました。

ライブカメラを見るとけっこう噴煙を上げていて、「これはすごい」が第一印象でしたが、島内がどうなっているかが少し心配で、鹿児島市内の親戚に電話しました。

本人曰く、「けっっこう音はしたよ、噴煙も天高く上がってるしな、揺れも感じているし、今でも振動はすこしだけど何十回となく来てるよ、まあ、いつものこと定期的なガス抜きだよ。」

ツィートも見ましたが、地元の方はいたって冷静で、日々の中に桜島の爆発は生活の一部として組み込まれているみたいなので、今回の爆発も緊張感をもって接しているようですね。

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桜島の噴火

上記の画像は噴火した桜島のライブカメラの写真です。

上記にも記したように地元の方はいたって冷静ですよね。

ただ、いい加減な慣れ、ではなく緊張感はつねにもっています。私も鹿児島出身ですから、桜島噴火は過去に何回も見てきました。

何よりも気になるのが風向きですよ。

洗濯物は外に干せないし、車には火山灰が積もるし、大変です。ただ、風向き情報はつねに発信されているので情報を収集しながら日々の生活をいとなんでいます。

桜島の概要と噴火の歴史

上記の画像は鹿児島県立図書館に保存されている「安永の大噴火」絵図です。

ほとんど方がご存じの通り、鹿児島で最も有名な観光地のひとつですよね。鹿児島県民にとっては象徴ともいえるべき存在ではないでしょうか。

ここはある意味日本最大級のパワースポットかもしれませんよ。

所在地は鹿児島県鹿児島市に位置し、島の周囲は約55km、けっこうでかいですよ。

標高1172m、東西約12km、南北約10km、単一独立峰の活火山で最高ランクAクラスの現役バリバリの火山ですね。

鹿児島湾(錦江湾)に浮かぶこの火山は、もともと離島でしたが、大正3年(1914)の大噴火で鹿児島市からの対岸である大隅半島と陸続きになり、車でも行けるようになったわけです。

この大正の噴火では火砕流が発生し、土石流とともに海に流れ込み陸続きになったわけですが、噴火による地震も発生しており、鹿児島市の死者13人,負傷者96人(地震で圧死等)桜島は死者2人,負傷者1人(記念碑は死傷者140人と記されている)の犠牲者が出たわけです。

また、少し歴史をさかのぼると安永年間の噴火というものがあります。

安永8(1779)年海岸沿いの民家で井戸が煮えたぎり,赤く焼けた噴石が飛び,南岳の南側中腹と北岳北東側中腹から溶岩(安永溶岩流)が流れ出し,148人が死亡したと記録されています。

現在でも5.000人以上の人が暮らしていて、今回の噴火も大変だったと思いますが、やはり100人程度の人が今回も自主的に避難しているみたいなので、いつものこととはいえ、危機感をもって行動しているようです。

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2020年8月9日の噴火

さて、今回の噴火ですが、鹿児島地方気象台の発表によると、「南岳山頂火口では、本日(9日)05時38分に爆発が発生し、噴煙が火口縁上5000mまで上昇、噴煙は北東にながれている。

弾道を描いて飛散する大きな噴石は、雲のため不明、その後、火山性地震は少ない状態で経過しており、ごく小規模な噴火が時々観測されている。

本日実施した現地調査及び電話による聞き取り調査では、鹿児島市、姶良市、霧島市、湧水町及び宮崎県と熊本県の一部でこの噴火に伴う降灰を確認。桜島島内で大きな噴石は確認できませんでした。」

火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)が継続

これが大まかな気象庁の発表ですが、桜島では2016年から噴火警戒レベル3(入山規制)が継続して発表されていますので、今回の噴火で警戒レベルが上がらなかったということは、噴火による危険度は変わらないということでしょう。

ただ、風が強く吹くと怖いんですよね。風下側では注意が必要になってきます。噴火で舞い上がった小石が、通常であればすぐ落ちるのに、風の勢いで一気に流されて風下側に襲い掛かってきます。

車が傷ついたり家の窓ガラスが割れたり、過去に何度も被害報告がなされています。外に出歩くことも注意が必要で、こういったことは当然のようにわかっているので結構危機感を持っています。

桜島の噴火、今年も噴火回数を更新?のまとめ

上記の画像は「大正の大噴火」時の鹿児島市内の降灰を映した写真です。

今年に入ってからも桜島の噴火は活発で190回以上もの噴火を繰り返しています。

ただ、心配になるのは「過去の歴史は繰り返される」ですが、大規模な爆発が起こり、新たな火口から大量の火砕流が発生することです。

桜島とひとえに言っても、地質学上いくつもの山で形成されています。これはすべて桜島の噴火の歴史であり、噴火の後に固まった溶岩ドームで形成されています。

だとすれば現実に新しい火口が発生してもおかしくないということです。

皆さんも記憶にあると思いますが、長崎県島原市に位置する「雲仙普賢岳」、大火砕流の発生で多くの犠牲者が出てしまいました。

普賢岳も歴史をさかのぼっていくと、大火砕流と土石流が有明海に流れ込み、対岸に位置する熊本県側に高さ20メートル近くの津波を発生させて広範囲にわたって被害を及ぼしたという記録が残っています。

また、天明の大噴火で有名な「浅間山」は世界史に残る大爆発をおこし、地球規模での被害を及ぼしたといわれています。

何度も言うようですが、自然災害には「想定外」という言葉は絶対に通用しません。

地震・豪雨・火山爆発・津波、歴史を紐解いていくと過去にいくつもの自然災害を繰り返している日本が存在しています。

最後は自分の行動が自分を守るのですが、決して安易な考えは禁物。

自然というものはいつも美しい姿で人間を魅了させてくれますが、一度牙をむくと、とてつもない力で人間に襲い掛かってきます。

それを弁えたうえで自然と付き合いたいと願っています。

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また、ご機会があればお寄りいただければ幸いです。今日は最後までお読みいただきありがとうございました。

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