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コロナ・自然災害、そして復活に向けた温泉地の活動

コロナ・自然災害、そして復活に向けた温泉地の活動

2020年7月に入り、相変わらず自粛生活を営んでおります。

2月の投稿を最後にコロナウィルスの影響を受けて、「旅ブログ 空 2020」の活動を休止しておりましたが、7月から活動再開に向けて準備をしていたところに、追い打ちをかけるように梅雨の豪雨災害が発生しました。

本当に参りました。

新型コロナウイルスの影響もあり、今年の梅雨はどうなるかと心配していたところにこれですよ。

災害にあわれた地域の皆さんは本当に大変だと思います。

九州は毎年のように梅雨時期になると、どこかで豪雨災害が発生していますが、今回は新型コロナウイルスの影響もあり、観光地や温泉地の需要が一気に落ち込んでしまう中、嫌な予感が的中するように襲ってきました。

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🔶コロナウィルス、そして自然災害の悲劇

みなさんもテレビ等でご存じだとは思いますが、熊本県人吉市をはじめとして球磨村、八代市、大分県由布市、九重町、日田市、福岡県大牟田市、久留米市、朝倉市、田川郡、遠賀郡、と数えきれないほどの災害が発生しております。

実は熊本県人吉温泉には8月に訪問する予定でしたが、今の現状ではとても行くことはできません。知り合いの旅館に泊まり、人吉市をはじめ周辺の観光地を旅する計画を立てていましたが本当に残念でなりません。

また、災害をテレビで知り、携帯に連絡をしましたが2日間もつながらずに3日目にようやく会話することができ、2階まで水が押し寄せ、辛うじて3階に避難し難を逃れたとのこと。

旅館再開のめどは立っておらず、「今はひたすら我慢してかたずけをするしかない、生きていただけでも幸せだ」と言っていました。

そしてそのあとに日田市、別府市と立て続けに訪問を予定していましたが、すべてキャンセルになってしまいました。

岐阜の下呂温泉もご存じのとおり、大打撃をうけ、九州を中心とした豪雨で観光業がさらに大打撃を受けています。

新型コロナウイルス流行による旅行客激減から再起を図る矢先の災害に、関係者から嘆きの声が上がり、それに関連する企業も相次いで廃業に追い込まれています。

大分県の天ケ瀬温泉旅館組合(日田市)にも知り合いがいますが、被害状況を電話で伝えてくれました。

加盟する宿泊施設13軒のうち8軒で浸水などの被害が発生。

共同露天風呂「川湯」も泥をかぶったり、建物の一部が流されたりして、悲惨な光景が広がっている、周辺道路での通行止めもあり、すべてを把握できていないのが現状だそうです。

「正直言って復旧できるだろうか、コロナウィルスの影響ですべての旅館が休業を余儀なくされて、収入もほとんどない状態で3月から耐えてきたのに、まるで”死ね”と言わんばかりに、次々と災難が襲いかかってくる。

7月からは少しずつだが宿泊予約も入りだし、”さあ、今からだ”と夏に向けての色々な企画も考えていた。

今は何も考えられない。とにかく今はかたずけを手伝い、被害状況のすべてを把握したい。また、7月18日ごろまでは予断を許さない状況が続くと思う。

少しでも雨が降れば、川の水位が上昇する。もう一回氾濫すると確実にこの温泉は破壊される。そうならないことを今は祈るしかない。」

返す言葉が見つかりませんでした。正直、いまは、”がんばれ”という言葉も恐ろしくてかけられません。しかし、がんばってほしい、そう祈らずにはいられません。

よく、「止まない雨はない」と言いますが、何事にも限界があります。それを超えてしまうと誰もが耐えられないのです。

そうならない前に早くこの雨も止んでほしい、心から願うばかりです。

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🔶日本経済を下支えしてきた観光業への大きな打撃

新型コロナウイルスによって深刻なダメージを受けた日本経済。緊急事態宣言、そして県をまたぐ移動制限を乗り越え、徐々に自粛前の生活に戻りつつあるものの、いまだ収束には至らず、今後も先が見えない状況がしばらく続くものと感じています。

特に観光業は、コロナ禍の影響を大きく受けた業界のひとつですが、本格的な旅行シーズンを前に、現在政府は「Go Toトラベル」キャンペーンなど国内旅行の需要を促す施策を推進していますが、感染拡大の第2波、第3波への懸念から、まだまだ安心して旅行を楽しむような雰囲気ではないと感じている人も多いでしょう。

実際にJRをはじめ、JAL、ANA、の大手航空会社の定期便路線の休止、中小航空会社の路線廃止、させには旅客事業に代表されるバス会社の廃業と、観光事業に関しては何ひとついい話が出てこないのが現状です。

年間10億ともいわれる観光産業、その90%以上もの売り上げ激減はただ事ではありません。収入減は今も引き続き続いており、7月に入り少しは持ち直してきた矢先の自然災害。

被災した観光地はさらなる追い打ちをかけられ、コロナで失業者を多く出したにも関わらず、この災害でさらなる失業者を生むと予想されています。

春・夏・秋は観光業にとって1年の収益の大半を生み出す季節です。この状況が秋まで続けばさらなる経済的損失は避けられないでしょう。

🔶復興に向けた戦略

ただ、日本全国の観光業界はこの不況を黙ってみているわけにはいきません。

いま復活に向けて色々な業種とコラボレーション企画を立てており、観光業界を少しでも盛り上げようと、コロナ対策を行ったうえで行動を起こし始めています。

ここに、日本最大の温泉地でもある別府市が日本のみならず、世界に向けて発信するPR動画が公開されています。

別府温泉が誕生した地球規模の歴史を日本国内にとどまらず全世界に向けアピールしている動画です。

ナレーションは英語で日本語字幕付き。

動画は立命館アジア太平洋大学(APU)の卒業生が起業した映像制作会社「ステッキ」が製作。地球物理学者で京都大名誉教授の由佐悠紀さんが監修しています。

7分20秒のフルバージョンと30秒のダイジェスト版があります。事業費は1400万円だそうです。

動画は別府に温泉が湧く遠因となった260万年前の火山活動や一粒の雨が温泉水になるまでの旅、蒸し料理など入浴以外の多様な文化をCGと実写を織り交ぜ紹介。

映画のような迫力を持った作品に仕上がっています。

事業を手掛けた市の外郭団体ビービズ・リンクは「別府に来られない今こそ、この動画を通じて、市は温泉が豊富な奇跡的な場所であること、そしてそれを最大限楽しめる魅力的な場所であることを世界中が知ってほしい」と話しています。

別府市の観光課のホームページでもご覧いただけますが、今回はフルバージョンの動画を載せておきます。

ご覧になった方もいるとは思いますが、見ていない方はぜひ一度ご覧になってください。

私も見ましたが、これはすごいです。

 

■「地球規模のPR動画 別府市、観光需要回復へ全世界に向け公開」

タイトルは「別府 THE ONSEN JOURNEY」。フルバージョン!

🔶まとめ

各地の観光地では、移動自粛制限が解除されて、少しずつ客足が増えてきているとのこと、しかしながら今回の豪雨災害に見舞われた観光地や温泉地では、さらなる窮地に追い込まれています。

コロナウィルスの感染拡大が第2波へと移り、どの業界も困惑の色が隠せない状態ですが、これからの観光業も大きな転換期を迎えていると考えます。

もちろん各観光地や温泉地は黙って手をくわえて待っているわけではありません。

少しずつですが復興に向けて、長期戦略も視野に入れて動き出しています。

「止まない雨はない」、こういった努力が必ず近い将来、復活につながっていくことと信じます。

「SORA2018」も少しずつですが、活動を始めていきます。見てくれる方が1人でもいる限り、細々と続けていきたいと思っています。

今日は最後までお読みいただきありがとうございます。

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