【ふるさと納税】2018年ランキングと限度額を超える還元率

政治・経済記事

今日はある地方を旅していて物産店の方のお話を聞いている時に「ふるさと納税」で町の財政危機を乗り越えられるとの言葉がありました。

近年この「ふるさと納税」に関しての意義が問われていますが、みなさんはどうお考えでしょう?

発表では「過度な返礼品で寄付を集める自治体を制度の対象外とする」というものです。2019年の通常国会に地方税法改正案を提出し、早ければ2019年4月から適用するとのことです。

 

私も2009年4月から9月にかけてある自治体で「ふるさと納税に関する地方創生の政策」というテーマで資料作りのお手伝いをさせていただいたことがありました。

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ふるさと納税とは

ふるさと納税寄付受納書

ふるさと納税」の法的根拠は地方税法第37条の2(寄付金税額控除)です。この条文は2008年(平成20年)に開かれた第169回国会(通常国会)で提出されたもので、同年4月30日に参議院でみなし否決を経て衆議院で再可決し即日交付された法案で、「地方税法等の一部を改正する法律」です。

 

あまり難しいことを書いても仕方がないのですが、「ふるさと納税」は特定の自治体を選んで寄付すると、それに近い金額が所得税や住民税から差し引かれる制度ですね。
自分の税金を気に入った自治体に収めると思えばいいと思います。

 

ふるさとを出て地方各地で仕事や生活を営んでいる方に、ふるさとの役に少しでも立ちたいという狙いがあってできた制度です。

限度額を超える還元率

各都道府県市町村の返礼品

私も去年ある自治体に1万円の「ふるさと納税」をしました。返礼品は正直大した物ではなく、納税額に対して2割以下の品物でした。原価計算をするともっと下がるのではと思います。

 

ただ、今は当たり前になっている返礼品はこの制度設計当初には想定されていなかったものです。寄付者に対して寄付金の額に応じ、その地域の特産品として送付する自治体が現れ、返礼品の内容をアピールして寄付を募る自治体が増えてきたのが現状です。

 

当然のことながら返礼品の競争というものが勃発し、少しでも高級な品を取り揃えてアピールする自治体が増えていき、還元率も2割から3割そして5割と激しさを増し、ひどい自治体では110%を超える返礼品があるとのことです。

 

さすがに政府も当初の主旨とかけ離れだしたことを懸念し、各自治体に自粛を求めましたが従わない自治体が多かったようですね。

 

今、日本の8割近い自治体が財政赤字で苦しんでいます。喉から手が出るほど欲しい税収入、特に人口が流出して過疎化が進んでいる地方にとっては死活問題でもあります。

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ふるさと納税ランキング

それでは、2018年12月現在のふるさと納税、返礼品の人気ランキングを発表していきますね。

ランキングは1か月単位で変わっていきますが、上位10位までは、年間を通して人気がある返礼品です。

■総合人気返礼品ランキング(2018年12月現在)

1位 静岡県小山町 サーティワンアイスクリーム商品券8枚

2位 大阪府泉佐野市 黒毛和牛小間切れ切落し2.2kg

3位 長野県小谷村 モンベル ポイントバウチャー5,000pt

4位 佐賀県みやき町  黒毛和牛1100g【A4ランク】<100g増量!>

5位 鹿児島県曽於市 鹿児島県産黒毛和牛ロースステーキ(サーロイン)200g×4枚ゆず胡椒つき!!

6位 山梨県南アルプス市  絶品!南アルプス市産シャインマスカット1.2kg(2019年度発送分)

7位 宮崎県都農町 ★迫力満点★うなぎ蒲焼(長焼5尾入)

8位 北海道根室市 北海道産天然ほたて貝柱1.1kg(55~88玉) 根室海鮮市場[直送]

9位 山形県東根市 2019年産 GI制度登録「東根さくらんぼ」 佐藤錦800gバラ詰め JA園芸部提供

10位 茨城県境町 【平成30年産】茨城県のお米4種食べくらべ20kgセット(道の駅さかいオリジナルセレクション)

人気自治体ランキング(2018年12月現在)

1位 静岡県小山町 一番人気の返礼品は、お得なサーティワンギフト券!他ではない小山セレクション

2位 和歌山県高野町 世界遺産「高野山」より贈る旬のフルーツはリピート間違いなし!

3位 大阪府熊取町 ついに登場。近畿日本ツーリスト旅行券!熊取町へ足を運んで魅力を感じよう!

4位 茨城県つくばみらい市 歴史と花かおる街、つくばみらい。人気の返礼品をお届けします。

5位 佐賀県みやき町 大人気のブランド和牛「A5ランク 佐賀牛」、誰もが知っている九州の辛子明太子

6位 福岡県直方市 ここでしか手に入らない!?大注目の返礼品を要チェックするなら今がチャンス

7位 長野県小谷村 アウトドア天国の小谷村、「mont-bell」「Coleman」返礼品が大人気!

8位 福岡県行橋市 高級鍋やエレキギターやゴルフ道具など、他には無い返礼品がぞくぞく増加中!

9位 宮城県多賀城市 未来を育むまち「史都・多賀城」より注目のソニー製品!

10位 大阪府泉佐野市 ボリューム満点1.75kgの黒毛和牛や航空会社「Peach」とコラボした返礼品など大人気自治体

確かに「ふるさと納税返礼品ランキング」というものが存在し、ネット上でもかなり賑わいを見せていますよね。
2018年9月前までは、上位10位以内では明らかに2割から3割を超える品が掲示されていました。

 

やはり、政府からの自粛要請もあって、ランキングもかなり変わっています。また、納税金額を上げて対応した自治体もかなりあるように見えます。

 

金額設定(原価金額)は各自治体と企業との間で設定するもので、納税者に対しては全く分からないものですが、これを見ていて思うのが地元特産品ではないものを返礼品として掲示している自治体があるということです。
商品の加工は地元で行っているにしても原産地が海外たったりしています。これは正直何のための「ふるさと納税」かわかりませんよね。

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ふるさと納税のまとめ

政府が「ふるさと納税」対象外と位置ずけるのは、返礼品の価格が寄付額の3割を超えているか、また地元産品以外のケースであると論じてます。
事実、9月1日時点では全自治体の2割に当たる380自治体が、対象外の返戻金を扱っていると判断しています。申し込みや決済を行うサイトでは、地元と関係のない高級和牛や輸入ワインが並んでいるのが現状でした。
政府もこの現状を打開したい気持ちはわかりますが、法的な規制が本当に適切なのかを深く議論してほしいですね。
ただ法的根拠の中でないがしろにされていた部分の線引きはしなくてはならないでしょう。このまま放置すると「ふるさと納税」はただのネットショップ化してしまう恐れもあります。

当初の理念である「地方創生」そして「国民全体の「減税対策」を忘れずに、常識の範囲内で考えてほしいものです。

また、ご機会があればよろしくお願いします。今日は最後までお読みいただきありがとうございました。

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