【玉造温泉】の歴史と観光、温泉の極み!

【玉造温泉】の歴史と観光、温泉の極み!

こんにちは、ワカマツです。
謎の出雲王朝、現存する最古の風土記「出雲国風土記」に見る玉造温泉の詠歌、と題して山陰随一を誇る「玉造温泉」の歴史と観光を記していきます。

🔶出雲王朝の詠歌【玉造温泉】

■玉造温泉の生い立ちと歴史

「湯はななくりの湯、有馬の湯、玉造の湯」と清少納言の『枕草子』にも記された出雲の玉造温泉は、平安の昔から知られていた日本でも代表的な温泉である。

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しかしこれより早く、出雲の古代地誌『出雲国風土記』は、「一たび濯げば形容端正(かたちきらきら)しく、再び浴(ゆあみ)すれば万(よろず)の病悉(やまいことごと)に除(のぞ)こる。古より今に至るまで、験(しるし)を得ずということなし」と書かれている。

玉造という名は、この付近で勾玉が作られていたからで、近くの花仙山を中心に産出する碧玉(へきぎょく)の原石を加工する工人集団・玉作部がいたことによっている。

古来から日本では皇位のしるしとして歴代天皇に継承されているものに三種の神器がある。一つは八咫の鏡(やたのかがみ)、二つは天叢雲剣(あめのむらくものつるぎ)、三つは八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)である。

だが、伝えるところによると、はじめは八咫鏡だけが御神宝で、後に玉と剣が加えられたという説がある。つまり、古代においては日本は、それぞれに鏡、玉、剣をシンボルらしていた人たちがいたのではないかということである。

その三つが一つになったということは、いわゆる古代において連合政権が成立したのではないかと思われる。この三つの神宝のうち、金属製の鏡と剣は後世のものだが、日本に住んだ一番古い人々のシンボルは玉ではないだろうか。というのは、玉は石器時代からあるからだ。

したがって、日本列島に最も早くから住んでいた国津神系を代表する出雲地方は、玉をシンボルにし、天津神系は鏡ということになる。

『日本書紀』に崇神天皇が出雲の神宝を見たいと望んで使者を遣わしたところ、神宝の管理者である出雲の振根(ふるね)は不在であった。それゆえ弟の飯入根(いひいりね)が、兄の振根の許可を得ず神宝を献上したという話がある。

やがて帰国した兄の振根は怒り、弟を殺してしまう。天皇は将軍を派遣し振根を誅伐したという。そしてその後、出雲の人々は天皇をも恐れて、出雲の大神を祀ることを中止したという。

その時、丹波の氷上の氷香戸辺(ひかとべ)は皇太子である活目尊(いくめのみこと)に児が神がかりして言ったとして、「出雲人よ。鏡と玉をもって、神をまつらねばならぬ」と口走ったことを告げた。これを活目尊から聞いた天皇は、出雲人の神まつりを許したと伝えている。

このエピソードは、在地首長の神まつりすらが、新たな支配者によって支配されていく様子が描かれているわけで、祭祀権を倭の王家が握っていく過程がわかる。もっともこの物語は、出雲地方が倭王権の統率下に組み入れられた後のことである。

ところで、出雲の花仙山の麓で勾玉を作っていたのは、4世紀半ばから7世紀の初頭までといわれ、玉作部の統轄者がいたという説がある。

そして、碧玉の勾玉が流行するのは、4、5世紀で、その頃この玉造が玉製品の主要供給地であったわけだ。しかし、奈良時代になるともう魅力がなくなり、8世紀では大和朝廷は、すでに玉は関心がなくなっていた。

さて、玉造の周辺は奈良時代には、忌部神戸(いんべかんべ)と呼ばれ、出雲国造が奉斎する熊野大社、出雲(杵築)大神の神領であった。出雲国造が新任の際には、朝廷に参上し神賀祓(かみよごと)を奉上していたが、その時、忌部神戸で禊祓(みそぎはらい)をし、心身を清めたといわれている。

その潔斎(けっさい)をした場所が出湯のあった玉造であったのではないかとされている。

「玉造の湯」と清少納言に書かれた玉造温泉は、山陰本線の玉造駅の西側を流れ、宍道湖に注ぐ玉造川を1キロほど遡ったところにある。川を挟み大小の旅館が並び、出雲を代表する温泉地として栄えている。

近くには玉作部の工人たちが祀った玉作湯神社があり、温泉街の裏手には玉作史跡公園がある。公園内は広々として、工房跡の復元家屋があって、当時の玉作り集団の生活や玉を磨いて勾玉を作った様子がよくわかる。

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🔶玉造温泉の観光・立ち寄り湯

■玉作湯神社

温泉街の端にある玉作湯神社は、その名の通り、勾玉の神様と温泉の神様を祀る神社。ここには昔から信仰されている「願い石」があり、自分だけのお守りを作ることができます。玉造温泉のパワースポットですね。行列ができるほどの大人気スポットなので要チェック!
電話番号 0852-62-0006
住所 松江市玉湯町玉造508

    

願い石に「叶い石」を触れさせて願いを祈ると叶い石に神気が入り、願いを叶える「お守り」になるのだとか!
今、密かな人気が出ています。是非行かれてお守りを作ってください。

■「たまなびや」観光案内所

電話番号 0852-62-3300
住所 松江市玉湯町玉造32-7
玉造温泉公式サイト

玉造温泉に行かれたら、まずここを訪ねるといいですね。玉造温泉の観光全般のことはもちろん、旅館宿泊の情報、また旅館の立ち寄り湯の情報も手に入れることができます。この公式サイトは本当によくできています。玉造に行く前に検索してみてはいかがでしょう。

■玉造川の足湯

玉造の風流な景色を眺めながら散策の疲れをいやすのにもってこいの場所ですね。静かな川の流れの音を聞きながら物思いにふけるのもいいかもしれません。

■玉造温泉ゆ~ゆ(日帰り温泉施設)

営業時間 ■ 通常
午前10時~午後10時(入浴最終受付時間:午後9時20分まで)
■ 朝風呂(日曜日、お正月、ゴールデンウィーク、お盆等)
午前5時~午前7時30分(朝風呂最終受付時間:午前7時10分まで)
休館日 月曜日(祝日の場合は翌日)

大人(中学生以上) 500円
小人(3歳以上) 250円
回数券(大人)11枚綴り 5,000円
回数券(小人)11枚綴り 2,500円
※ボディソープ、リンスインシャンプーは常備しております。

※3歳未満は無料。(但し、保護者同伴)
※サウナ利用の方はバスタオルをお貸しします。(100円)。

次のいずれかに該当する方は、利用料金が減額となります。
温泉施設をご利用の際は浴場受付にて職員に手帳や会員券等を提示してください。

・身体障がい者手帳所持者
・療育手帳所持者
・精神障がい者保健福祉手帳所持者
・要支援認定者
・要介護認定者
・上記の方の付添いの方(同性者 1 名まで)

大人(中学生以上) 250円
小人(3歳以上) 130円

湯上りにおすすめのテイクアウトメニュー、名物のソフトクリーム 「チェリーソフト」は人気の定番品!
電話番号 0852-62-1000
住所 松江市玉湯町玉造255 日帰り温泉施設ゆ~ゆ公式サイト

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■松江城

現在の島根県松江市殿町に築かれた江戸時代の日本の城。別名・千鳥城。現存天守は国宝、城跡は国の史跡に指定されている。この他に日本さくら名所100選や都市景観100選に選ばれている。天守が国宝指定された5城のうちの一つである(他は犬山城、松本城、彦根城、姫路城)城跡は、松江城山公園として利用され、また江戸時代初期建造の天守が現存する。

天守は山陰地方の現存例としては唯一である。標高29メートルの亀田山に建つ天守からは宍道湖を眺望することができる。また、松江城には天守雛形が残されている。江戸時代制作の天守雛型が残るのは宇和島城・大洲城・小田原城・延岡城・松江城の5城(合計8つ)があり、国宝5城の内では唯一の雛型である[1]。そのほか、天守内部には松江市街のミニチュア模型が展示されている。

松江城山管理事務所
〒690-0887 島根県松江市殿町1-5
TEL.0852-21-4030 ⁄ FAX.0852-21-4211松江城ホームページ登閣時間
4月1日~9月30日  午前8時30分~午後6時30分(受付は午後6時まで)
10月1日~3月31日 午前8時30分~午後5時(受付は午後4時30分まで)
登閣料
大人       670円
小人(小・中学生) 280円
外国の方     330円<2館共通券>松江城天守閣・松江歴史館
大人      930円
小人(小・中学生) 420円

■宍道湖の夕陽

宍道湖の夕日は日本夕陽百選にも選定されている「水の都松江」の象徴です。さらに、夕日の沈む方角は神々の里出雲の地(出雲大社等)であり、雲の切れ間から湖面に射す日の光は神々しささえ感じます。この地の自然が作り出した山紫水明は、真に美しく、宍道湖の夕日はたとえようのない安らぎをあたえてくれます。

小泉八雲や田山花袋など多くの文人墨客に愛された宍道湖の夕日を、ぜひ一度ご覧ください。謀有名詩人が書いた宍道湖の詩があります。まさにこの夕陽をそのまま表現しています。すばらしい!

通り過ぎる景色に、静かに広がる大海への湖 遠く出雲におよぶ水面のきらめきに、消えるように見える陸の影

走る道の向こうに変わらぬ風景を見続けて、時を追うように、いくつもの街を過ぎてゆく

やがて中海へと結ぶ街へと入り込み、別れを告げる宍道の水光に、初めて訪れた喜びの言葉を刻み込む

静かな湖畔を歩き見る、暮れる夕陽が溶け込むように落ちていき、続く旅路の想いを募らせるように、やがて夜が包みゆく

過ぎる時の中に、想わせる何も無き姿に目をむけて、ただ一人続く放浪の姿を振り返る

今日は最後までお読みいただきありがとうございました。

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